Salse Cloud Einstesin評価予測レポート作成してみた

皆さんは「Sales Cloud Einstein」をご存じでしょうか?

今回はSales Cloud Einsteinの機能の中の一つである「Sales Cloud Einstein評価」からレポート作成を実際に使用してみましたので、手順や結果などを紹介したいと思います。

目次

「Sales Cloud Einstein」とは

Salesforceは、ビジネス向けクラウドサービスのリーディングプロバイダーとして知られており、Sales Cloud Einsteinはその中でも特に営業チームを支援するために開発されたAI(人工知能)プラットフォームです。

Sales Cloud Einsteinは商談の優先順位を決定し商談の成約率を高めてくれるビジネスパーソンに大いに役に立つツールです。

「Sales Cloud Einstein評価」を使ってみた

レポートの作成

Salesforceの管理画面から設定画面を開き、左側の項目から「Einstein>Einstein評価>Sales Cloud Einstein評価」を選択します。

Sales Cloud Einstein評価のページが開いたら、入力項目に「平均取引数」を入力します。

今回はテストなので100と入力しました。

入力後「generate a Report」を押します。

「generate a Report」を押すと、生成中の画面が表示されます。

作成されたレポートのダウンロード

Salesforceコンソールからアプリケーションランチャーを開き「ファイル」を選択します。

「ファイルタブ」を開くと下記画像のように表示されます。

レポートの確認

作成されたレポートは英語表記となっているが、googleの「日本語に翻訳」で翻訳は可能です。

日本語に変換したものが下記になります。

レポートの表紙

レポートの目次

Einstein機会スコアリングの画面

営業担当者がどの商談を獲得する可能性が高いかを予測分析してくれます。
このレポートを実際に確認するには、過去2年間に成立した商談が最低200件必要となります。
今回の環境では、最低基準を満たせていないのでこの表示となります。

 

Einstein商談スコアリング-推定ROIの画面

商談スコアリングを使用した場合の推定獲得機会と推定月間収益の予測が表示されます。
今回の環境では、商談スコアリングを使用した時の推定追加収益は$15になるようです。

Einsteinアクティビティキャプチャ画面

送受信したメールと行動が関連レコードの活動タイムラインに自動的に追加されます。
このレポートを実際に確認するには、最低30件の取引先、取引先責任者、リード、または営業案件が必要となります。
今回の環境では、最低基準を満たせていないのでこの表示となります。

Einsteinの機会に関する洞察画面

どの取引が成立する可能性が高いかについての予測、フォローアップのリマインダー、取引の重要な瞬間が発生したときの通知をしてくれるます。
このレポートを実際に確認するには、過去6か月以内に最低20件の商談をクローズする必要となります。
今回の環境では、最低基準を満たせていないのでこの表示となります。

Einsteinリードスコアリング画面

Einstein リードスコアリングは、リードの変換パターンを分析し、営業チームがリードの優先順位を付けるのに役立つスコアを提供します。
こちらは過去 6 か月間に作成されたリードが 1,000 件に達すると、Einstein は組織のデータのみを使用してモデルを構築してくれます。

Einstein リードスコアリング-推定ROI画面

今回の環境ではROI推定を実施するのに十分な変換済みのリードがないためこの表示となります。

Einsteinアカウントインサイト画面


Einstein Account Insights を使用すると、チームはビジネスの展開や、顧客との関係に影響を与えるその他の重要な瞬間についての情報を常に得ることができます。
このレポートを実際に確認するには、最低30件のビジネスアカウントが必要となります。
今回の環境では、最低基準を満たせていないのでこの表示となります。

Einstein自動連絡先画面


ここではデータ入力に費やす時間を短縮してくれるようです。
このレポートを実際に確認するには、最低30件のビジネスアカウントが必要となります。
今回の環境では、最低基準を満たせていないのでこの表示となります。

Einsteinの予測画面

Einstein は、月単位または四半期 (ベータ) 単位で予測するかどうかに関係なく、過去のコンバージョン結果に基づいて営業チームの商談について予測することで予測精度を向上させます。
このレポートを実際に確認するには、最低12か月間商談を扱う必要があります。
今回の環境では、最低基準を満たせていないのでこの表示となります。

 

まとめ:「Sales Cloud Einstein」評価

今回実際に「Sales Cloud Einstein評価」を使用してみましたが、レポートを作成するまでは非常に簡単でした。

データが不足していてもレポートの作成自体は可能でしたが、正常な結果を出すためには様々な項目でのデータが必要になります。

今回使用したSalesforceの環境にはほとんどデータがありませんでしたので、作成されたレポート自体もしっかりと確認できるものは少なかったです。

ですが、商談スコアリングのように確認できるものもあり、データが増えてほかの項目も確認できるようになると営業に使えそうなレポートができそうです。

 

 

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