AIが自動翻訳してくれるから英語ができなくても大丈夫という「英語不要論」。はたしてそうでしょうか?
手元に自動翻訳ツールが何もない時や「咄嗟」の時、英語ができるのとできないのとでは状況がまったく違ってきます。
また、AIが正確に翻訳できない「人間的」なことは、結局のところ人間が自力で理解したり伝えたりするしかないのです。
今からでも遅くありません、英語を学び直しましょう!ChatGPTを活用すれば、英語学習が楽で効率の良いものになります。
なぜ中学英語か?
英語が苦手な人は中学英語から挫折した人
そう、英語が苦手な人は中学英語から挫折した人です。
多くの日本人にとって、中学英語は英語学習の入り口。ここでつまづくと、その後の英語学習はいばらの道となり、いつまでたっても英語に対して苦手意識を抱いてしまうのです。
そのような人が大人になってから目的をもって中学英語を復習すると、目の前の霧が晴れるような思いがするでしょう。そして英語学習へのモチベーションが一気に向上するはずです。
英文法は中学英語からすでに本格的
「文法なんて知らなくても英語は話せる」と考えていませんか?たしかに話せることは話せますが、文法の基礎がなっていないと低レベルの英会話しかできません。
相手の話を理解したり、こちらの考えを相手に伝えたりするには、ある程度の英文法が不可欠です。ちなみに英文法は中学英語からすでに本格的です。
苦手な部分や目標を明確にする
復習を始める際は、まずは自分の苦手な部分や目標を明確にし、それに基づいて学習計画を立てるとより効果的です。
そして学習をプロセスやステップに分け、ルーチン化とともに「見える化」することで、日々の学習が楽になり、長続きするようになります。
中学英語を復習する
7つの復習プロセス
中学英語を復習するプロセスは7つあります。
- 基本文法の確認
- 語彙の復習
- リスニングの練習
- 読解の練習
- スピーキングの練習
- 定期的な復習
- 英語の環境を作る
1.基本文法の確認
まずは基本文法の確認です。特に動詞の時制(現在形、過去形、未来形など)、比較、代名詞、前置詞、不定詞や動名詞の使い方などを学び直しましょう。
中学英語の参考書は、できるだけシンプルでコンパクトなものがよいでしょう。ポイントが色分けしてあると、一層読みやすいかもしれません。
インターネット上でアクセス可能な無料の学習材としては、以下のサイトがおススメです。
中学校で学習する英文法を学年ごとにわけて、わかりやすく簡潔に解説してくれています。
練習問題も豊富で、スマホやPCから直接取り組むことができるものもあります。これらは中学英語の復習だけではなく、英会話の基礎づくりにも役立ちます。
2.語彙の復習
中学で学ぶ主要な単語や熟語をリストアップして覚え直します。さらに例文を使って、文脈の中でこれらをどう使ったらよいのかも一緒に理解するようにしましょう。
中学で学ぶ主要な単語や熟語のリストアップは、ChatGPTであっという間にできます。
まずは単語から。一度に全部表示するのは時間がかかりますので、日々少しずつ、あるいは何回かにわけるとよいでしょう。
プロンプト:
「中学で学ぶ主要な単語を1000個リストアップして、英日対話表にして。一度に全部ではなく、まずは1番目から50番目のみ表示して。」
すると、「具体的な単語の選択は主観的になるため、公式な教科書のリストや学習指導要領に基づいたものではありません」と断った上で、以下の表を作成してくれました。
中学で学ぶ主要な単語を1000個リストアップして、英日対話表にして。
一度に全部ではなく、まずは1番目から50番目のみ表示して。
この時、各単語の「発音」も一緒に覚えることをおススメします。こうやって単語の正確な発音も覚えると、後の英会話が上達しやすいのです。
ですので、上記の表に「発音記号」も表示してもらいます。
プロンプト:
「各単語の横に発音記号を表示して」
各単語の横に発音記号を表示して
3.リスニングの練習
英文法だけではなく、もちろん英会話の練習も中学英語から始まります。
まずはシンプルな英語のリスニング教材を使って、耳を慣らしましょう。
「ELLLO」というリスニングレッスンのための無料サイトがシンプルでわかりやすく、おススメです。
このサイトは、様々なレベルに対応した3000以上の無料リスニングレッスンを提供しています。
中学英語の復習段階ですので、今は「ビギナーレッスン」の低いレベルから始めればよいと思います。
大半のレッスンに、オーディオ/ビデオ、字幕、語彙リスト、インタラクティブな練習問題といった機能がついています。
その他にも、YouTubeやポッドキャストを利用して、自然な発話を聞き取る練習をするのもおススメです。
4.読解の練習
中学レベルの英文を読んで内容を理解する練習を行います。ChatGPTに「中学生向けの英文読解練習問題」を出してもらうとよいでしょう。
また、読解には英文の要約も含まれます。これもChatGPTに「英文の要約の練習をしたいので、中学レベルの英文を表示して」と指示し、自分で要約した後にChatGPTにも要約させ、両者を比較してみましょう。
5.スピーキングの練習
簡単な自己紹介や日常の出来事を英語で話してみます。できれば、英会話のパートナーやオンラインの英会話サービスを利用して実際に会話の練習をするとよいでしょう。
3の項目で挙げた「ELLLO」も、講師の発音を模倣するなど、スピーキングの練習に役立ちます。
6.定期的な復習
英語は使わないと忘れてしまうことが多いので、定期的に復習することが大切です。
毎回復習するたびに、まずは前回の学習内容を確認して、わからない部分や間違えた部分を重点的に学習しましょう。
例えば「関係代名詞のWhomを使った練習問題を出して」と指示するなど、ChatGPTにそれらの部分に関連する問題を出してもらえば、自分の理解度を確認することができます。
7.英語の環境をつくる
日常生活の中で英語に触れる機会を増やすことで、自然と英語のスキルがアップします。例えば、音楽や映画、ニュースを英語で楽しむ、英語の本を読むなどの方法が考えられます。
ChatGPTへのプロンプトを英語で入力する、ChatGPTと英語でチャットする、といったことも英会話の練習になります。
ChatGPTに「チャットしよう。何か話しかけてください」と頼めば、自由にチャットを始めてくれます。
まとめ:英語が苦手な人は中学英語を復習しよう
いかがでしたでしょうか?最初に述べたように、英文法は中学英語からすでに本格的なのです。
しかし、強力な学習支援ツールであるChatGPTを有効活用しながら、日々学び直したことをきちんと頭に刻んでいくことで、今度こそ英語がしっかりと身につくことでしょう。Good luck!
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