OpenAIの最新開発であるGPTsが、今多くの注目を集めています。
今回の記事では、そのGPTsが提供する魅力的な機能の一つ、「Actions」に焦点を当ててご紹介します。
GPTs / ACTIONSとは?
GPTsとは11月6日の開発者向け会議「OpenAI Dev Day」で発表があり、話題となっている「カスタムGPT」です(使用するにはChatGPT Plusに加入している必要があります)。
この GPTs の機能であるActions を使うとOpenAPI Schemaを元に外部API を ChatGPTがエージェントとして実行できる様になるとのこと。
Notion APIと連携してみる
Notion公式サイト(https://www.notion.so/ja-jp/product)
Notionはメモやタスク、wiki等をひとまとめに管理できるクラウドワークスペースであり、APIキーを用いて外部サービスから操作することができます。
今回は、NotionのAPIを通しChatGPTのGPTs ACTIONSを使用して自然言語でデータベース検索をしてみましょう。
Notion APIキーの取得
https://www.notion.so/my-integrations にアクセスしインテグレーションを新規作成。
そして作成したインテグレーションをコネクトに追加。
*Notion API を叩く際には、headers に、Notion-Versionをセットし、API バージョンを渡してあげる必要がある様です。この問題はリバースプロキシを使用して解決します(参考記事)。
ChatGPTsの設定
Create a GPTから新規作成しConfigure > Actionsを設定します。
*NotionのOpenAPIスキーマは長いので省略します。
Authenticationを選択し、API Key、Bearer として控えたAPI キーを登録準備が整いました。
GPTsからNotionに接続してみる
まず、GPTsにNotionデータベースのIDを渡してやる必要があります。
データベースIDはNotionのURLにあります。
接続確認のメッセージが出るのでConfirm。
ドキュメント一覧が取得できました。
自然言語で検索も試してみます。
できました!
まとめ
ACTIONSを用いて外部サービスのAPIを叩くことによって自然言語での操作が可能になります。
今回はNotionでしたが、Slack等業務で使うツールと連携して、溜まったナレッジやリマインド事項なんかをすぐにGPTsに聞ける環境が作れると作業が捗りそうですね。
今回はここまでになります。
参考記事はこちら
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