近年AIの技術が驚くほど発達しています。その中でも、目視でその素晴らしさを体感出来るものこそがAI画像生成技術なのです。
大手企業もCMにAI画像を取り入れ動画作成をした経緯があり、この技術が新たな創造性の一助となる可能性を示しました。
今後は作業効率化の面で必須の技術になっていくと思われます。
AI画像生成とは
AI画像生成は人工知能を使って自動的に画像を生成する技術のことです。
例えば、AIが絵を描いたり、写真を合成したり、画像を学習することでその画像に近い画像を生成したり、画像パターンを学習してパターンを生成したり、様々な画像を生成することが可能です。
文字情報から画像を生成する場合と、既に存在する画像から新たな画像を生成する場合、既に存在する画像を元に、その画像の絵に近い画像を生成する場合など多岐にわたる画像生成方法があります。
画像生成の方法が異なれば、それによって作成される画像も千差万別。様々な種類のパターンや絵柄、出現する小物や衣装や背景が全く異なるものが作成されます。ランダムで生成されるので希望と違うものが作成されることも多々あります。
AI画像生成サービスについて
AI画像生成は色々なサイトでサービスが展開しています。日本でもっとも有名な画像生成サイトはアメリカの「Stable Diffusion(ステーブルディフュージョン)」や「Midjourney(ミッドジャーニー)」だと思われます。
こちらは高品質のプロ向けの画像が生成されるサイトですが、英語での文字情報から画像を生成するため敷居がとても高くなっています(現在、Stable Diffusionは日本語版を発表しました)。
これらのサイトは魔法の言葉と言われるプロンプトを用いて作成します。プロンプトは欠かせません。このプロンプトの部分が敷居を高くしているのです。
そういった難しいことは苦手な人にピッタリの、手軽にAI画像を生成してみたい、体験してみたい方にお勧めなのがCanvaのサイト内アプリ「Text to Image」です。
Canvaのサイト内アプリ「Text to Image」
Canvaに登録している方なら誰でも無料で作成が出来るAI画像生成です。(無料は枚数制限があります。)
しかも、日本語対応なのでとても簡単です。
作成した画像はそのままCanvaでの素材として使用出来るため、文字を付けてバナーやInstagramの画像など様々なデザインとして活用することが可能です。
細かな指示を設定したり、選択肢が多岐にわたらないので簡単に画像を生成することが可能なところが魅力です。
「Text to Image」で作成した画像
サイエンティックな壁紙と記載して出てきた画像。
このような抽象的な画像生成も可能です。
写真のような女性を作成することも可能です。
CanvaでAI画像を作成してみよう
・先ずはCanvaに登録しましょう。無料で登録できます。
・次にCanva内にあるアプリを選択します。
アプリの中に「Text to Image」がありますので↑選択します。
すると、↓この画面が出ます。
・次に新しいデザインで使用を選択し、サイズを指定します。サイズは作りたい大きさに設定します。
Canvaはインスタグラムやフェイスブックの画像を作成することに優れているためそれらのサイズも存在します。
すると、↓この画面が出ます。赤色の枠線内でAI画像が作成できます。
スタイルの部分を変更すると絵柄が変化します。内容は、・なし ・映画的 ・水彩画 ・写真 ・幻想的 ・アニメ の6種類です。今回は「なし」を選択しています。
・次に作りたい物を文字にして入力します。
↓今回はうさぎにしました。
・文字を入力後、↑イメージの生成を押します。
・画像が生成されます。4枚生成されました。
スタイルによって、写真のような画像からアニメーションの画像まで様々な画像が作成できます。これらを使用して自分の思う画像を作成することが出来ます。
AI画像生成の入門として触ってみるといいと思います。
AI画像で作りたい画像を作成するためには
AI画像で作りたい画像を作成するには、プロンプトの文字情報をいかに正確に伝えるか、そしてそれに必要な画像を用意できるかになってきます。
自分の思う方向性の絵柄を作成して学習させる事も必要になります。今は、大まかなラインを書いてそれを絵にする技術や、より人に近い写真のような人物を作成する事も可能です。
AI技術が発達しても、それを取捨選択するのは人間です。この絵がいい、悪い、は結局のところ人間に依存しています。
いいものを作るにはやはり知識と経験がある人の方が作りやすい現状ではあります。そのためにもデザインの基本知識は必要となってきます。
まとめ
ご紹介したAI画像生成の他にも多数の作成サイトが存在します。その中から目的に合った作成サイトを探すことも重要になってきます。
より良い画像を作成するためには、自分の考えている絵や写真の画像の設定を、それに応じて細かく指示する必要があります。
今後は、AI画像生成で作成された画像を使ってさらに高クオリティーの画像を作成したり、AI画像をお手本の構図にして画像を作成したり、資料にしたり、模様のパターンを作成したり、様々な場面でAIの画像を必要とする機会が出てくると思いますし、使われていくと思います。
ただ、誤解が無いよう人物などは必ずAIで作成したものはAIで作成していると公言する必要があります。AI画像生成は必ず必要になってくる技術なので、問題を起こさないよう注意深く気を付けることが求められています。
従来の記事作成と異なり、AIを使うことで大量のデータから
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