【ChatGPT】GPT-4の上手な活用方法:昭和世代の目線で解説

こんにちは!今回はGPT-4が、昭和世代にとって怪物なのか救世主なのか探ってみたいと思います。

このデジタル社会、昭和世代にとっては何かとつまずきやすく、新たな変革に脅威を感じる方も多いのではないでしょうか?

そこで、GPT-4そもそも論から活用術までを昭和世代の目線で解説していきます。

目次

GPT-4がもたらすデジタル社会を覗いてみよう

2022年11月末のリリースから、爆発的な勢いで世界を席巻している「ChatGPT」とは、テキスト生成AI(人工知能)とユーザー(人間)が自然言語でチャット会話出来るというものですが、現代社会を変革させる試金石と言われています。

ヒトは大勢で知恵を寄せ合い進歩の過程を歩んできましたが、そういう意味でChatGPTは1000人力を遥かに越えるパワーを持つのです。

アプリのインストールなどもなく、インターネット上で使えるサービスなので、ネット環境さえあれば利用できる便利なサービスです。

GPT-4へのバージョンアップは凄いぞ

「GPT-3.5(無料版)」から進化した「GPT-4」は有料プランの契約者が利用できて、3時間・25メッセージまでという制限下ながら、入力文字数は2500文字から25000文字まで増加

2021年9月までのインターネットに蓄積された膨大な学習データが反映された、瞬時の回答能力と自然な表現力に、質問者は「まるで人格があるようだ」と驚愕させられます。

ChatGPTと遊ぶだけではモノ足りない、ビジネスに活かすなど専門性を高めたいユーザーには、格段に進歩した「GPT-4(有料版)」がおすすめです。

GPT-4を利用したい場合は「ChatGPT Plus」に登録します。20USドル(約2700円)の月額サブスクリプションです(2023年6月末)。

昭和世代必見!GPT-4で出来るコトとは?

GPT-4のボキャブラリー&ライティングスキルは、長文の要約に絶大な効果を発揮します。

昭和世代には、意味不明な単語が多く含まれるWEB上の難解な文章も、コピー&ペーストで「分かり易く解説して」とGPT-4に依頼すれば、瞬時に要約してくれます。

個人的には、ウィキペディア検索で難解な文書をいちいち読み解き、つなぎ合わせ理解していたモノが、瞬時にまとめて分かり易く解説されるのだから、知的ヘルパーさんを雇ったみたいなものです。

このように、昭和世代が専門的な知識を学習するハードルは、GPT-4の導入でグッと下がるでしょう。

また逆に、抽象的なキーワードやイメージを連想するように拡げて具体的に細分化表現するのにも長けています。いわゆるマインドマップです。

抽出された要素の相互関係を問いかけて更に、解像度を上げると驚くほど完成度は高まり続けます。

つまり、使う人間個々のリテラシー(活用する力)によって、GPT-4の答えは、如何様にも発展できるということです。

開発企業OpenAIからGPT-4のご紹介

以下はOpenAI:GPT-4 からの抜粋です。

GPT-4 は大規模なマルチモーダルモデル( 画像&テキストの入力に対応しテキスト出力)であり、現実世界ではまだ人間より能力は劣るものの、さまざまな専門的および学術的な局面で人間レベルのパフォーマンスを発揮します。

たとえば、米国模擬司法試験では、GPT-3.5が下位10%の成績で合格するのに対して、GPT-4は、上位10%の成績で合格する事ができます。

引用:OpenAI:GPT-4 

OpenAI公式ページには、各試験の成績表が公表されていますが、様々な分野においてGPT-4が3.5を上回る成績を記録しています。

【GPT-4活用マルチモーダルモデルとは】
マルチモーダルとは、画像や文章、音声など全ての情報を理解して文章としてアウトプットできるということです。GPT-4で現在リリースされてるのは文章→文章の機能だけですが、近い将来には実現する事でしょう。

GPT-4のプラグイン(機能拡張)を活用しよう

GPT-4のプラグイン(機能拡張)は凄く便利です。GPT-4限定の「Plugin store」で好きなプラグインをその都度、同時に3つまで選択することができます。

おすすめのプラグイン11選

プラグイン名 プラグインの説明
SEO.app(SEO対策機能) 指定記事に対してSEO改善のキーワードを指摘したり、SEOスコアをつけてくれます。具体的な対策が一目瞭然です。
Ask YourPDF(PDF解析) PDFの長文を要約したり、比較したりできます。契約書の更新や比較など面倒な作業の強力なサポーターです。
Video Inshits(動画解析) 現在は30分以内の誓約がありますが、動画の内容を解析し要約してくれます。動画添付ニュースの解析などに活躍します。
Sembot(キーワード検索) 特定のキーワードでデータを取得したり情報を収集できます。
Link Reader(リンク先解析) リンク先のWebサイトを読み込み要約してくれたりSEO対策の改善点を導き出す手伝いをしてくれます。
Show Me Diagrams(指令を図形化) 文書のキーワードを図表化してくれます。資料の作成やマインドマップ作りはお任せと言う感じです。
There’s an AI for that(AI紹介サービス) 自分のやりたいことを入力すると、それに合うAIサービスを教えてくれます。
Prompt Perfect(プロンプト作成サービス) ChatGPTに与える命令(プロンプト)を正確に作成してくれます。
Zapier(業務自動化ツール) Zapierはノーコードで業務自動化できるツールでChatGPTから呼び出しサポートを受ける事で快適に使えます。
Tabeiog(食べログ) 皆さんご存じ食べログのプラグインです。ChatGPTは細かな要望に答えお店を提案してくれます。
Expedia(旅行予約) 旅行予約サイトExpediaのプラグイン版です。外国人の方などは凄く便利かもしれませんね。

昭和世代にとってのプラグイン

GPT-4がもつプラグイン(機能拡張)の有効活用をご紹介しました。私も含め昭和世代はどうしても多様化と応用力に欠けます。

ChatGPTが提供するサービスは、プラグインの普及により果てしなく進化し、よりリアルにカスタマイズされてゆくのは明らかです。

昭和世代にとっては、今から便利なプラグインを活用し出して慣れておくことで、老後のライフスタイルは激変する事でしょう。

昭和世代必見!GPT-4の目からウロコ活用術

GPT-4活用ブレインストーミング・壁打ち

本来ブレインストーミングとは、複数で多様なアイデアを出し合う発想法を指しますが、GPT-4は多様な角度からアイデアを提案してくれます。

壁打ちとは、相手の反応を自己の整理につなげるため、アイデアや考え・悩みを打ち明けて主観的フィードバックを受けることですが、GPT-4を相手にすれば、理論的で多角的な視点のフィードバックを受けられること間違いなしです。

GPT-4活用リサーチ・論点の洗い出し

GPT-4はリサーチ能力が格段にアップしています。複雑な制度や法律に関わる調べことや、制度や法令のリサーチなどに抜群の能力を発揮します。

問題や課題をGPT-4に問いかければ理論的に分析整理し、解決すべき課題を見極めて列挙してくれます。

GPT-4活用WEB会議の自動議事録作成

オンラインソフトへの搭載が進んで、WEB会議の音声から自動で議事録が作成される時代が間もなく来ます。

昭和世代必見!GPT-4はフェイクニュースを捉える

デジタル社会の拡大に伴って、誤った情報やフェイクニュースの拡散も深刻な社会問題になっています。

これは、民衆の恐れ・偏見・無知につけ込んで社会に分断と暴力をもたらす危険をはらんだ非常に重要な懸念事項です。

この問題に対処する案として、GPT-4の機能を使い誤報やフェイクニュースを検出して危険フラグ立てるなどのアイデアも出ています。

また、強力な言語処理能力を活かして会話やテキスト内を検索して、疑わしい危険コンテンツを検出するのにも役立つはずです。正にデジタル社会のお巡りさんになる可能性が高いのです。

昭和世代必見!GPT-4の限界を理解する

一方で、GPT-4はあくまで蓄積した既存データに依存しており、リアルタイムな実情を調査・検証しているわけではありません。

これは、GPT-4の回答の正確性が制限されることを意味します。微妙なニュアンスの識別が難しいケースもあり、質問者の意図にそぐわない回答につながることもあるでしょう。

そして、テクノロジーの限界は皮肉と本気の判別が出来ないことで、これは偽ニュースや誤報を広める可能性があるということです。

GPT-4を安全に活用する為に、テクノロジーの限界を充分理解する必要があります。

昭和世代必見まとめ!GPT-4が創る未来予想図

GPT-4は、いわば成長過程の子供のようなものですが、スキルは恐ろしく高いのです。

例えば、童話を読んで聞かせ「英語にして!」と言えば、瞬時に想像以上の完成度で答えてくれます。GPT-4は、膨大なデーターを使った変換機能の応用力が飛びぬけて凄いのです。

だから、コンピューター言語の書き出しなんかはお手の物で、プログラミングを丸投げする時代も間近ではないかと思えてきます。

テクノロジーの進歩により動画や立体まで読み込まれて、アウトプットがマルチモーダル化されるようになれば、AIがヒトに変って何かを生み出す社会が来るでしょう。

それまでにヒトが創る社会は精神レベルの向上を図り、善悪の論理的な共感を導き出さねばなりません。

ChatGPTが提供する未来は、ひとえにヒトの善悪の共感にかかっているのですから。

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